アフィリエイトの功罪
1.はじめに
アフィリエイトとは?
アフィリエイトとは、インターネットで表示する広告から成果報酬型の収入を得る仕組みのことです。(中略)アフィリエイターは、アフィリエイト広告を自分のサイトやブログに貼り、商品やサービスを紹介します。その対価としてサイトを訪れた人が広告経由で商品やサービスを購入した場合に、広告収入(報酬)を得ることができます。
最近だと、仮想通貨関連のアフィリエイトが熱い。
2017年末あたりには、バブルとも言われているくらい儲かっていたようだ。
現在、仮想通貨の価格が落ち着いたこともあり、アフィリエイト収入もそれに従って下落することだろうが、まだまだ稼ぐ余地はあると見ている。
私はほとんど趣味でブログをやっているわけだが、せっかくなら収入を得られるようにしたい気持ちはある。
しかし、どうもアフィリエイトは毛嫌いされているようなところがある。
そこで、今回は「アフィリエイトの功罪」について考えてみたいと思う。
2.アフィリエイトの功
まずはアフィリエイトの功、よい側面について考えたい。
①積極的な情報発信がされること
アフィリエイト報酬が、商品・サービスの紹介記事を書く動機・誘引になりうる。
もちろん見返りを求めずに「これ使ってみたらよかったー!」とか発信する人もいるだろうけど、やはりお金というものがあってこそ、積極的な情報発信が進むことだろう。
人を動かすにはやっぱりお金である。
②発信される情報の質が向上すること
いくら商品・サービスを紹介しようが、購入や登録をしてもらわないことには、収入が得られない。
商品の良さ(場合によって欠点も)等を類似商品との比較等を交え、わかりやすく、そして購入したくなるような説明をする必要がある。
また、①にあるように積極的な情報発信が進めば、同じものを扱う記事が増え、競争が激しくなっていく。
競合が増えればアクセス集めにも苦労するし、中身が良くても見た目が悪ければちゃんと読んでもらえないかもしれない。
そうした中でも報酬を確保するため、自ずと情報の質が上がっていくというわけだ。
3.アフィリエイトの罪
次に、アフィリエイトの罪、悪い側面について考えていく。
よくないサービス・商品が推されること
ろくでもないものや、消費者にとって最適ではないものが勧められること、これに尽きる。
というのも、商品によってアフィリエイト報酬が異なるため、高報酬なものほど記事にされやすいのである。
彼らも必死なので、大して良いものでなくても報酬のため、さも素晴らしいもののように紹介する。
最近だとコインチェックなんかがそれだ。
ここはブログ経由で相当利用者を増やしたんじゃないかな。
アフィリエイト報酬がやたら高いため、多くのブログで「まずはコインチェックを開設しましょう!」みたいなことが書かれていた。
色々ちゃんと説明されているブログならいいんだけど、ろくな説明もせず「とりあえずコインチェック!」という報酬目当て丸出しなブログも散見された。
企業が広告に力を入れて利用者を増やすことは間違いではないけど、スプレッドという見えづらい形で初心者から手数料をぼったくるところが好きではない。
私はそういった理由で使っていなかったため、幸いにもXEM問題を回避することができた(笑)
巻き上げたお金がセキュリティ管理に使われていればまだよかったのだが……
4.まとめ
今回はアフィリエイトの功罪について考えてみた。
悪質なアフィリエイターはじきに淘汰されていくことだろうが、例えば仮想通貨のように出始めのものについては玉石混淆である。
となると、情報を取捨選択する力、嘘と真実を見分ける力が必要となってくるが、これは一朝一夕に身につけられるものではない。
そこで「仕組みを知っておくこと」が、有益な情報の獲得に役立つかもしれない。
今後調べものをする際には「アフィリエイターはアフィリエイト報酬が高いものほど強く勧めたい」ということを念頭に置いてもらえたら嬉しい。
それではノシ