奨学金は悪なのか
ojiki
経済的自由への途
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求人を出してもなかなか人が集まらない、雇っても長続きしない、などという話を仕事柄よく耳にする。
人件費の高騰もあり、人材の確保は経営者にとって悩みの種であろう。
さて、数日前にこんな記事を読んだ。
夢じゃない「求人倍率2.0倍」時代が到来する | 高城幸司の会社の歩き方 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
筆者は2020年頃まで有効求人倍率が上昇し続けると予想している。
そうなれば、企業はあの手この手で求人を行い、労働環境の改善にも相当に力を入れることだろう。
労働者の不満が解消されなければ、簡単に他社に奪われてしまうからだ。
将来の人材不足を見越し(労働契約法改正の影響かもしれないが)、非正規社員を正社員登用する企業も増えている。
また、週休3、4日や時短等、多様な働き方を認める動きもちらほら見え始めた。
そう遠くない未来に、AIによって人の仕事の多くが奪われてしまうと言われているが、もうしばらくの間は、人材不足による労働者優位の状況が続くように思える。
そう考えると、正社員でありながら週3日勤務なんていう、私の理想とする形が広まることも無いとは言い切れない。
当然ながら、いくら労働者優位とはいえ、それだけ都合の良い条件を享受するにはそれ相応の能力・価値が求められるだろう。
残念なことに、私はごく平凡な能力しかないので不安なところである。
自由度が高まる分、労働者が求められるものもより高度になっていくとも考えられる。
自由ってのは、そんなに甘くないのかもしれない。
それではノシ