【悲報】SuMi TRUST CLUB リワードプログラム、改悪
はじめに
2018年12月17日より、SuMi TRUST CLUBカードのポイントプログラムが改定されるとの通知があった。
内容を一言でいうと、ポイント還元率が改悪される。
なんということだ……
SuMi TRUST CLUBカードとは
SuMi TRUST CLUBカードは、日本から撤退したシティカードの後継で、三井住友トラストクラブが発行するカードである。
サービスについては従前のシティカードとほぼ同一なので、下記を参照してほしい。
ゴールドカードの還元率は2018年12月16日時点で「1%」となっている。
このカード、1ポイント=1円でないため、還元率がちょいとわかりづらい。
現在最も交換レートのよいAmazonギフト券と交換する場合、6,000ptで2,000円分と交換できるため、ポイントの価値は1pt=1/3円となる。
100円の利用毎に3pt付与されるので、還元率は1%ということになる。
付与ポイント | 交換レート | 1ptの価値 | 還元率 |
100円につき3pt | 6,000pt →Amazonギフト券2,000円分 | 0.33円 | 1% |
なお、年間100万円利用することで6,000ptのボーナスポイントが付与されるため、それも含めると1.2%にのぼる。
色々と高還元率なクレジットカードが出てきているが、ゴールドカードとしてはまずまずの率と言ってよいだろう。
そして、改悪
メインにはならなくても、サブとして持っておいてもいいかなーくらいのカードである。
ところが、先日メールにて通知があり、2018年12月17日より交換レートが改悪されてしまうことがわかった。
改定内容は下表の通りだ。
賞品名 | 2018年12月17日以降の ポイント数 |
Amazonギフト券 2千円分 | 6,000 → 8,000 ポイント |
ウェブマネー 2千円分 | 6,000 → 8,000 ポイント |
JAL旅行券 5千円分 | 17,000 → 20,000 ポイント |
ANA旅行券5千円分 (1,000円券5枚) | 17,000 → 20,000 ポイント |
JCBギフトカード5千円分 (5,000円券1枚) | 17,000 → 20,000 ポイント |
JCBギフトカード5千円分 (1,000円券5枚) | 17,000 → 20,000 ポイント |
アップル/App Store & iTunes ギフトカード 5千円分 | 17,000 → 20,000 ポイント |
JTB旅行券 5千円分 | 17,000 → 20,000 ポイント |
スターバックス カード 5千円分 | 17,000 → 20,000 ポイント |
びゅう商品券 5千円分 | 17,000 → 20,000 ポイント |
H.I.S.商品券”SKY” 5千円分 | 17,000 → 20,000 ポイント |
出光/キャッシュプリカ 5千円分 | 17,000 → 20,000 ポイント |
ホテルニューオータニご利用券 5千円分 | 17,000 → 20,000 ポイント |
ホテルニューオータニご利用券 1万円分 | 34,000 → 40,000 ポイント |
JCBギフトカード3万円分 (5,000円券6枚) | 93,000 → 120,000 ポイント |
JCBギフトカード3万円分 (1,000円券30枚) | 93,000 → 120,000 ポイント |
SuMi TRUST CLUB リワードプログラムの賞品改定について | クレジットカードのSuMi TRUST CLUBカード
Amazonギフト券2,000円分に必要なポイント数が、6,000ptから8,000ptに増加してしまう……
改悪後の還元率等は下表の通りだ。
付与ポイント | 交換レート | 1ptの価値 | 還元率 | |
現在 | 100円につき3pt | 6,000pt→Amazonギフト券2,000円分 | 0.33円 | 1% |
改悪後 | 100円につき3pt | 8,000pt→Amazonギフト券2,000円分 | 0.25円 | 0.75% |
100万円利用のボーナスポイントを加味しても、還元率は0.9%どまりということになる。
まとめ
執筆時点で最も高レートなもの(Amazonギフト券とウェブマネー)で還元率が1%だが、私がこのカードを作ってしばらくは、キャッシュバックが1.2%だったのを思い出した。
使い道が限定されないので、ギフト券なんかより現金の方がいいよね。
メール等での通知なく、いつの間にか0.75%に下がっていたが。
今回の改悪で、また魅力が薄れてしまうこととなる。
このカードと同じく三井住友トラストクラブが発行する「ダイナースクラブカード」も色々とやらかしているし、先行きが不安である。
ターゲットとする層にとっては、還元率なんてどうでもよいのかもしれないが。
それではノシ